GREETING

会長 際田俊一
ご挨拶

人が暮らしていくための3要素として、衣・食・住がございますが、現代において衣と食につきましては、製造や運搬における低コスト化が進み、良い品をより安く提供するというシステムがすでに確立されています。では「住」である住まいはどうでしょうか。現在では社会情勢などの理由で少子化が進みつつあります。そのような中で、様々なハウスメーカーが提案するサイズの高価な家が必要でしょうか。家族構成に合ったサイズの住まい、また収入に見合った住宅ローンでの無理の無い支払いにより、本当の意味でのゆとりある生活、ゆとりある人生設計を可能にする事ができるのではないかと考えます。

近江商人の家訓として「売り手良し、買い手良し、世間良し」の「三方よし」という言葉があります。これは、商取引においては売り手と買い手という当事者だけではなく、その取引が結果として地域社会全体の幸福につながるものでなければならないという、近江商人特有の経営理念に由来するものといわれています。売手である私どもは事業を存続、成長させていかなければなりません。それ以上にお客様には家を建てた喜びを実感していただかなければならないのです。

家計を圧迫する住宅ローンがあっては、ゆとりある生活や本当の幸せを感じていただくことはできないと考えます。私どもの建てた家が、ゆとりある日々の生活のなかで皆様のご家族 (ファミリー)の集う暖かな家庭(ホーム)となる。それから、お隣りどうしがご近所どうしとなり家庭相互間の関係が深まり「地域の絆」も形成されていきます。人に、そして環境に優しい住まい、ゆとりがあり日々笑顔の絶えない住空間の提案。それが次第に街づくり、人づくりへと繋がっていく。私どもはそんな「三方よし」の住まいづくりをこれからも続けていきたいと願っております。